1番、日本共産党 松下真一です。
私は、9月定例会に於きまして、7月19日の集中豪雨による水害問題・住宅リフォーム推進事業・乳幼児医療についての 3点について質問をさせて頂きます。
先ず、大きく1点目の水害問題についてお尋ねいたします
すでに代表質問でも2会派から関連の質問が有ったように、今回の水害問題は、住民の方々の非常に関心の高い問題で有ると思います。私は、この問題を5つの面から回答を得たいと思います。 1点目は、水害被害の全容と原因について、であります。
今回の水害は、4年前の99年6月29日と違い、土砂災害が広範囲で起きました、瓦田では牛頸川の護岸が崩れ、旭が丘や乙金の法面・林道の崩壊・平野台の泥流・又今回も梅林堰での溢水など被害の状況とその原因はつかんで有りますか?また、水害発生直前に、牛頸ダムの放流が有ったと聞きますが、その真相はどうですか?
2点目は、水害防止策の総合計画についてです。
99年の水害後、日本共産党は、福岡市や県と協議し福岡空港南側の遊水池の設置を要求しましたが、11年度発行の福岡市の河川パンフには計画中と載ったまま、着工の目処は有りません、本市でも、大規模な物で無くとも、水田や公園を利用しての貯留施設で雨水の流水抑制策は、何か計画して有りますか? 又 県との交渉で、県の対策で御笠川下流の金島堰で1000屯まで対応する計画と言ってますが、梅林の可動堰が完成して、溢水に対しどの程度の効果が見込まれるのでしょうか?
3点目は、住民への避難・誘導・情報伝達についてです。
災害状況報告書によると、災害対策本部設置・サイレン吹鳴(すいめい)御笠川溢水と10分刻みで行われてますが、この対応は、的確でしょうか?又、平野台での泥流はあっという間だったと聞きますし、住民が泥流被害が有ったことすら知らない人もいました、このことから、住民への情報伝達は網はできて無いのでは無いでしょうか?
4点目はその土石流の被害防止策についてです。
平野台南側のもみじの森派川が無いところから土石流が発生しています、間伐材の処理や森の手入れはどのようにしてありますか?また今回の泥流の原因の一端になりますか?
5点目は被災者への救済についてです
本市ではいち早く融資制度と利子・保証料補助のご案内を打ち出して有りましたが、今現在の利用件数と住民への周知が徹底されていますか、状況を教えてください。
また、見舞金はどれだけ支給したのか、納税(国税・市税)の納期猶予や減額についての対応も回答願います。 最後に、8月7日御笠川流域関係市長会で後藤市長は副会長に就任されましたが、当日、何か具体策が検討されたのであれば、ご報告下さい。
次に大きな2点目住宅リフォーム推進事業についてお尋ねします。
昨年の12月議会・本年の6月議会に続き再度お尋ねいたしますが、この住宅リフォームへの助成制度は、関東地区を中心に広がりましたが、とうとう、九州でも日南市を皮切りに都城市も導入し、産業活性化の推進事業として取り組んでいます。それも6月議会の最終日に市長の追加議案として出され、全会一致で可決し7月10日から事業の開始をする熱の入れようです。前回本市の回答は、全く考えてないとの事でした。
その後、何か研究されましたでしょうか? この制度は建設業界だけでなく、様々な業種への生産誘発効果が有ると、報告されてますが、そのことを踏まえて、本市の再度の回答をお聞きいたします。
最後に3点目に乳幼児医療についてお尋ねします。
今、本市では子供の入院医療費の補助を就学前まで引き上げ、すでに実施をされています。
ところが、日経新聞の9月4日付けの記事で、東京北区では、この補助の年齢を小学6年生まで引き上げる計画を立てたそうです。これは、北区での少子化・人口減少に歯止めをかけるのが狙いだそうです。 大野城市の子育て支援事業は様々な施策をされていますが、医療分野での支援は今後どのように計画されてますでしょうか?
また、本市でこの計画を実施した場合、市の負担はどれほどなのか、又、実現可能か、回答お願いします。
また、15歳以下の子供の人口比率は、東京ほどでは無いと思いますが、ここ数年でどのように推移しているのか、また将来の予測は考えて有りますか? もし、他市への流出が、多いならば、東京北区の懸念も一考する価値が有ると思います。
以上で、壇上からの質問を終わります。後は、自席にて行いますのでよろしくお願いいたします。 |